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2013年1月22日

意外と知らない食べちゃいけない食べ物

 
人間と一緒に暮らす猫たちは、人間が食べている物を食べたがりますよね。 お刺身やお肉、みそ汁に入っている煮干し、かまぼこ…、人間が食べてるものだし、かわいいからあげても大丈夫、って思っている人が結
構多いのですが、「これはあげちゃダメ!」って食べ物が猫にはいくつかあるのです。
その代表格が「ねぎ科の植物」です。
玉ねぎや長ねぎが入っているものを猫にあげてはダメなのです。人間用に作ったビーフストロガノフや、ネギの入ったみそ汁をあげたりすると、猫は中毒を起こしてしまいます。
ネギに含まれる成分が猫の赤血球を破壊して、貧血を起こしてしまいます。人間と猫とでは、ヘモグロビンの分子構造が違うからなんですね。


「え!猫って魚、好きなんじゃないの??」って思いますよね。はい、好きです。が、アジ、サバ、イワシといった青魚はあまり与えてはいけません。青魚ばっかり与えていると、脂肪が酸化する病気にかかる可能性が高くなります。偏食はダメですね。醤油や味が付いていない身を、たまーにあげる分には問題ないです。むしろ好ましいです。

「猫はお魚好きだから、イカも好きだよね!」と思ったら…正解です。しかしイカやタコを猫に生であげてはダメです。生のものにはビタミンB1を分解する酵素が豊富に含まれていて、ビタミン欠乏症になる可能性があります。スルメや加熱したものなら、猫に必要なタウリンが摂れるので良いのですが、消化があまり良くないので一切れくらいにしてくださいね。


スターバックスでカフェモカをテイクアウトして、上のクリームの部分を猫にあげるのはNGです。チョコレートに含まれる成分は心臓や神経を刺激しちゃうからです。それから糖分も相当入っているので、太る原因になっちゃいます。猫がクリームなめてると可愛いので、ついあげちゃう人がいると思うのですが、特にチョコ入りのものは止めておいてあげてくださいね。


人間の食べ物は、基本的には猫には過剰。くらいに思ってもらった方が良いと思います。塩分の摂り過ぎは人間にもよろしくないですが、ニボシに含まれる塩分は、猫にはたかが1本でも摂り過ぎになっちゃうのです。人間の食べ物には、塩分、香辛料がたいてい味付けに使われてますよね。猫にそのままあげちゃうと、摂取過多になっちゃうのです。

猫たちにあげる時は、味のついてないものをほどほどにあげてくださいね。


それから、一番の盲点がコレ。猫缶。「猫用に作ってるのになんであげちゃダメなの?」と思われると思いますが、実はコレ「副食」扱いになっているものが多いんです。中にはちゃんとコレだけ与えていてもOKという「総合食」になっている商品もあります。猫缶やパウチの生系ご飯をあげるときは、その商品が「総合食」かどうか気にかけてあげましょう。副食系のものは、ドライ系の総合職をメインにして、たまにあげると良いです。猫も毎日同じものだとすぐに飽きますしね。

猫には、キャットフードとして売られているドライ系のカリカリをメインにして、たまに副食のウェットフードを混ぜ、たまには人間から刺身の一つを貰う、鶏のササミを味付けなしであげる、って言うのが良いんじゃないですかね。

しかし、人間も猫もジャンクなやつほど食いつきが良いんですよねぇ。困ったことに…。












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