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2015年3月4日

JMTYの「里親募集」に思うこと

 
 JMTY(ジモティー)というWebサービスをご存知ですか?不要品などの交換が簡単にできるマッチングサービス、広告掲示板のサービスです。家具から車から、何でも交換や売買ができるのですが、項目の一つに「里親募集」があります。犬、猫、その他で分類されているのですがここを閲覧していて、悲しくなってしまいました。丁度、今日購入した電子書籍と併せてご紹介します。

里親募集の理由が「引っ越しのため」という事実




「里親募集」はトップページのカテゴリー上部にあります。試しに「猫」をクリックするとこんな感じ。


2015年3月4日現在「里親募集」の項目だけで、12,913の登録があり、その内「猫」は結構な数が登録されています。その理由の多くが「ノラネコを保護しました。」だったり「道路拡張で家屋が壊され、そこに住んでいたネコです。」や「親の介護のため実家に戻るが、親が猫嫌いなため」とか「海外赴任するため」など致し方ないであろうものなのですが、中には

「引っ越し先がペット不可のため」

という投稿があるのです。生後間もない子やノラネコを保護したのならまだしも、何年も一緒に暮らしてきた猫がいるのに、どうしてペット可の賃貸を探さないのだろうと不思議でならないのです。人それぞれ、色々と事情はあります。やむを得ない理由があるのだとしたら、そのことをちゃんと書いて弁明して欲しいと思うのです。単に「引っ越し先がペット不可のため」だけじゃなくて。「猫なんてその程度のもの」と思って投稿しているのではないかと思えてしまい、悲しくなってしまいました。

「ある犬のおはなし〜殺処分ゼロを願って」という電子書籍


「ある犬のおはなし〜殺処分ゼロを願って」という電子書籍を購入しました。¥100です。売り上げの一部が保護活動団体へ寄付されるそうです。拡散のための転載可能とのことなので全編を掲載します。まずはご一読を。
































猫や犬にもちゃんと感情があります


犬ほど表現豊かではないかもしれませんが、猫だってちゃんと感情を表現します。怒られればシュンとしますし、褒められれば喜びます。人間同士が険悪なムードになると(ウチの場合、夫婦ゲンカ。笑)空気を察しますし、人間が泣いているときはそっと寄り添ってくれたりします。
犬よりも猫の殺処分数の方が多いのですが、数多くのボランティアさんの尽力によって殺処分される頭数自体は年々減ってきています。そして改正された動物愛護法により、人間の身勝手な理由による引き取りを行政側が拒否する権限が与えられましたので、作中にあるようなケースは減る可能性はあります。が、平気で愛犬、愛猫を保健所へ連れて行ける神経を持っている人間であれば色々な理由を付けて引き取らせようとすることでしょう。

一緒に暮らせるかシッカリ考えましょう


そういう意味では冒頭のJMTYを利用する方は、殺処分させず次の貰い手を探す努力をしているだけでも、まだ良心的だと言えます。ただ元の飼い主と別れればネコもイヌも悲しい想いをするのは確かなのです。ネコと暮らすにもお金がかかります。(「ネコと一緒に住むのにかかるお金」)経済的な理由でやむを得ずということもあるでしょうが、これからネコと暮らそうと思っている方は、そういうことも含めて「最期までこの子と一緒にいよう」と誓うことができるかどうかを自問されてから決断してくれると良いなと思います。
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ヒトと愛猫の生活情報誌「ねこのきもち」
 
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