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2013年8月24日

「ペット可」の需要はどこにある?

 

「ペット可」の物件も、ここ数年でだいぶ増えて来た印象ですが、そもそもペット可の需要はどの位あるのでしょうか?調べてみました。

25%の単身女性が、強くペット可を希望



写真のデータは、賃貸活用サイトから拝借してきた「単身者が欲しいと思う設備・サービス」のアンケート結果です。これによると「ペット可」を希望している人は、このようになります。

女性の約25%が強く希望している。
男性の約19%が希望しているが、要望度合いは低い。

注目すべきは、ペット可を希望するのは女性の方が若干ながら数が多く、その代わり男性と比べて「家賃が上がってでも欲しい!」と思う割合が男性の4倍もいる、ということ。つまり「ペット可」であれば、多少の家賃UPは致し方ないと考えている女性が全体の25%いる、ということです。
男性は、ペット可を望む数こそ女性と大差ないにも拘らず、その優先度、重要度が他の項目よりはるかに低く、必須要素であるとは考えていないことが読み取れます。

ペット可物件は女性向けに作った方が合理的

であることが分かります。
Gatos Aptも(やや)女性向きに作ってあり、アンケートにある設備上位は揃っているものが多いのですが、こういう結果を見ると「15%程度の『家賃上がってでもペット可賃貸が欲しい!』男性」向けにアパートを作りたくなってきます。しかも猫用で。単身男性 x 猫 って構図、悪くないと思うんですけどね。

データは、2006年に首都圏の男女327名へアンケート調査を行った結果ですので、データとしては古いですが、なかなか興味深いデータです。2006年断面で女性が鉄骨造かどうかにこだわるとか、男女での差異とか。

日本で飼育されているペットの80%が犬であることを考えると、上の調査結果も犬が大半を占めるのだと思います。が、散々このblogでもお伝えしている通り、猫は特殊な飼育形態ゆえ「ペット可」であることが強く望まれる動物なのです。今度、同様のアンケートが行われるのであれば猫に特化した結果も見てみたいですね。
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